
こんにちは!しらさぎふれあい助産院です。
しらさぎふれあい助産院では、ご依頼を頂ければ年長さん~高校生くらいの地域の子どもたちへ「いのちのお話」をさせていただきます。
このブログでは、皆さんの体や心、そして「命」についてのいろんなお話をしていきたいと思っています。
これまでのブログでは、赤ちゃんがおなかの中で大きくなり、外の世界へ生まれてくるまでのお話をしてきました。
さて、外の世界に出てきた赤ちゃん。皆さんも、赤ちゃんが「オギャー!」「エーン!」と大きな声で泣いているのを見たことがあると思います。
「どうしてあんなに泣くのかな?」「どこか痛いのかな?」と不思議に思ったことはありませんか?
今日は、助産師(じょさんし)が「赤ちゃんの泣き声のひみつ」についてお話しします!
目次
泣くことは、赤ちゃんの「言葉」
皆さんは、お腹が空いたときや、暑いとき、どうしますか?「お腹すいた!」「クーラーつけて!」と言葉で伝えることができますよね。
でも、生まれたばかりの赤ちゃんはまだ言葉を話せません。
それに、前回のお話で登場した「へその緒(お)」がなくなったので、おなかの中にいた時のように自動で栄養や酸素が送られてくることもありません。
だから赤ちゃんは、「泣くこと」で一生懸命に自分の気持ちを伝えているのです。
泣くことは、赤ちゃんにとってたったひとつの、そして一番大切な「言葉」なんですよ。
「なんで泣いてるの?」のヒント
では、赤ちゃんは泣き声でどんなことをお話ししているのでしょうか?よくあるサインをいくつか紹介しますね。
「お腹がすいたよー!」: 一番多いサインです。おっぱいかミルクが欲しくて泣いて教えてくれます。
「おむつが気持ち悪いよー!」: おしっこやウンチをして、おしりが冷たかったり気持ち悪かったりすると泣いて呼びます。
「眠いのにうまく寝られないよー!」: 赤ちゃんは、自分で上手に眠りにつくのがまだ苦手です。眠いのに寝られなくて、ぐずって泣くことがよくあります。
「さみしい!抱っこしてー!」: おなかの中の温かくて狭い場所から、突然広い世界に出てきた赤ちゃん。不安になったとき、お母さんやお父さんの温もりを感じたくて泣くこともあります。
周りの大人たちは、「おむつかな?」「お腹すいたかな?」と推測しながら、赤ちゃんとお話ししているのです。
泣くのは「元気な証拠」!
赤ちゃんがずっと泣いていると、周りの人は「どうしよう…」と焦ってしまうことがあります。
でも、助産師から見ると、「大きな声で泣けるのは、とっても元気な証拠!」なんです。
泣くのには、ものすごく大きなエネルギーを使います。肺(はい)を大きくふくらませて、全身の筋肉を使って「オギャー!」と泣くことで、赤ちゃんは自分の体を強く鍛えているとも言えます。
もし皆さんが、電車やお店の中で泣いている赤ちゃんを見かけたら、「あ、今一生懸命お話ししてるんだな」「元気いっぱいに生きている証拠だな」と、心の中で優しく応援してあげてくださいね。
あなたも、たくさん泣いて大きくなった
赤ちゃんが泣いたら、お母さんや周りの大人が飛んできて、「どうしたの?」「大丈夫だよ」と抱っこをしてお世話をします。
今この記事を読んでいるあなたも、赤ちゃんの頃は毎日たくさん泣いていました。
あなたが泣くたびに、周りの大人が「お腹すいたのかな?」「眠いのかな?」と一生懸命に考えて、あなたを抱きしめ、お世話をしてくれました。
あなたが今、言葉を話し、自分でご飯を食べ、元気に大きくなっているのは、赤ちゃんの頃のあなたの「泣き声(言葉)」に、誰かが優しく応えてくれたからです。
たくさん泣いて、たくさん愛されて大きくなった自分の命を、これからも大切にしてくださいね。
小さな赤ちゃんを育てているお母さんお父さんへ
生まれたばかりの赤ちゃんでも、これまでご紹介したように
・おなかがすいた
・ねむい
・抱っこしてほしい
・おむつが気持ち悪い
・お腹が苦しい
など、それぞれ泣き方や体の状態を見れば、
どうして泣いているのか?わかることが多いです。
どうして泣いているのかがわからず、
赤ちゃんが泣いて苦しくなってしまっていると感じられるお母さん、お父さんがいたら
ぜひ近くの助産院や助産師に相談してみてください。
どうして泣いているのか、助産師が一緒に考えます。
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