
こんにちは!しらさぎふれあい助産院です。
しらさぎふれあい助産院では、ご依頼を頂ければ年長さん~高校生くらいの地域の子どもたちへ「いのちのお話」をさせていただきます。
今日からこのブログでは、皆さんの体や心、そして「命」についてのいろんなお話をしていきたいと思っています。
記念すべき第1回目のテーマは、誰もが一度は疑問に思うこの質問です。
目次
- ○ 「赤ちゃんって、どこからくるの?」
- ・1. 命のはじまりは、小さな「2つの粒」
- ・2. お母さんのおなかの中で育つ「10ヶ月」
- ・3. いよいよ世界へ!赤ちゃんの誕生
- ○ 命は「奇跡の連続」でできている
「赤ちゃんって、どこからくるの?」
昔の人は「コウノトリが運んでくるんだよ」なんて言ったりもしましたが、本当はどうなのでしょうか?今日は助産師(じょさんし=赤ちゃんが生まれるのをお手伝いするプロ)の視点から、命のはじまりについて分かりやすくお話しします。
1. 命のはじまりは、小さな「2つの粒」
赤ちゃんは、ある日突然お母さんのおなかにポンッと現れるわけでも、コウノトリが運んでくる訳でもありません。
命がはじまるためには、2つの大切な「命のもと」が必要です。
• 卵子(らんし): 女性の体の中(卵巣)で作られる、命のたまご。
• 精子(せいし): 男性の体の中(精巣)で作られる、オタマジャクシのような形をした小さな粒。
この「卵子」と「精子」が、女性の体の中で出会って合体することを受精(じゅせい)と言います。受精してできた「受精卵(じゅせいらん)」こそが、赤ちゃんの最初の姿です。
ペンで紙にちょんっと点を書いてみてください。そうそう、そんな感じ。
実は、この受精卵は砂粒よりも小さい、たった0.1ミリほどのサイズなんですよ!
2. お母さんのおなかの中で育つ「10ヶ月」
「受精卵(じゅせいらん)」という小さなたまごは、お母さんのおなかの中にある子宮(しきゅう)という、ふかふかのベッドのようなお部屋にくっついて大きく育ちます。これを妊娠(にんしん)と言います。
赤ちゃんは子宮の中で、どのように過ごしているのでしょうか?
• へその緒(お)でつながっている: 赤ちゃんとお母さんは「へその緒」という管でつながっていて、その管を通してお母さんから栄養や酸素をもらいます。
• 羊水(ようすい)に守られている: 子宮の中は温かい水(羊水)で満たされています。羊水は赤ちゃんを衝撃から守るクッションになっています。
赤ちゃんはお母さんのおなかの中で、約10ヶ月(280日くらい)かけて、少しずつ大きくなっていき、徐々に髪の毛や爪、心臓などを完成させながら、生まれる準備をします。
3. いよいよ世界へ!赤ちゃんの誕生
おなかの中で十分に大きくなると、赤ちゃんは「もう外に出ても大丈夫だよ!」と合図を出します。
そして、お母さんの産道(さんどう)という細いトンネルを通って、外の世界へ出てきます。
また、赤ちゃんやお母さんの安全のために、お医者さんがお母さんのおなかを少し切って赤ちゃんを外に出してあげる帝王切開(ていおうせっかい)という方法で生まれてくることもあります。
どちらの方法であっても、赤ちゃん自身が「生きるぞ!」と一生懸命に頑張り、お母さんも命がけで頑張ることで、奇跡のような「出産」が起こるのです。
命は「奇跡の連続」でできている
今日一番、皆さんに伝えたかったことはこちらです。
あなたが今、ここに生きていることは「ものすごい奇跡」だということ。
何億という精子の中からたった1つが卵子と出会い、おなかの中で無事に育ち、大変な出産を乗り越えて、あなたは今ここにいます。 今この記事を読んでくれている皆さん一人ひとりが、奇跡のような確率をくぐり抜けてきた命なのです。
だからこそ、あなた自身の体も、周りの人の体や心も、大切にしてくださいね。
もっと知りたいことがあったら…
しらさぎふれあい助産院では、これからも皆さんの「知りたい!」に答えていきます。体が変わっていくことの不安、心のもやもや、命の不思議など、気になることがあったらぜひ大人の人や、私たち助産師に聞いてみてくださいね。
皆さんの毎日が、笑顔と安心でいっぱいになりますように!







